高井歯科医院Blog
| 健康ニュース
あの日から8年が経ちました。
(2019年3月11日 10:16 AM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
今日で東北の大震災から8年が経ちました。
昨年福島を訪れたときは大分町並みが回復されてました。
しかしいまだに5万人を超えるかたが避難生活を送っています。
被災された心の傷も癒えてなく、生活も安定していません。
原発処理も現場で一生懸命働いているかたには申し訳ないですが、一向に進展していません。
ただ、暗くなってるだけでは何も前には進みません。
昨日は私がお世話になっている萩野先生のチャリティーコンサートを鑑賞しました。
演奏とソプラノの声も素晴らしかったのですが、ライブの売り上げや寄付金は福島で子どもたちの甲状腺の検査をしている、認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちねさんへ寄付されることです。
このNPO団体は福島で頑張って子育てをされている普通のお母さんが、子供たちの命を放射能から守ろう!と立ち上げました。
現在では医師の方が常駐し、子供たちの甲状腺の検査を無償で行っています。
私も微々たる額ですが、寄付をしてまいりました。
亡くなられた方のご冥福を祈りながら、いまなお苦しんでいる方が良い方向に進むことが大事だと思ってます。
お子さんの食事についてのおススメの本です!
(2019年3月4日 10:25 AM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
今回は最近読んだお勧めの書籍を紹介します。
「食事でよくなる! 子供の発達障害」 ともだかずこ著
です。
私は子供の歯並びの治療を通して多くの発達障害の問題を知るようになりました。
この問題を解決するうえで呼吸が大きなキーワードですが、もう一つの大きなキーワードは栄養、食事内容です。
この本はお子さんの食事において気をつけて欲しいこと6項目、そして具体的なレシピが載っています。
この中で高たんぱく、低糖質はむし歯予防にもとても大事なことなんです。
正しい呼吸と正しい食事、この両輪が子供たちの未来を変えると信じています。
ただでさえ忙しいお母さんに食事のこといろいろをお願いするのは大変だと思います。
ですががんばりすぎない範囲で行動して続けて欲しいのです。
愛するお子さんのためにもぜひ一読することをお勧めします。
高井歯科医院の健康指導♪
(2019年2月3日 6:57 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
今回はうれしいことがあったので報告します。
写真は4才6か月の男子です。
彼は1歳半のときに虫歯が主訴で来院しました。
その後定期検診で来院してもらってましたが、お母さんからお悩み相談をされました。それは
「重篤な喘息とアレルギーが心配なんです。どうしましょう?」
とのことだったんです。
それで私は「喘息とアレルギーが治るとは言えませんが、おこさんが元気になる生活指導はあります。やってみますか?」という提案に協力してもらえました。
指導内容はあいうべ体操、嚥下体操、鼻うがい(MSMプレフィア)、睡眠時のテープ、軽い糖質制限です。これは咀嚼障害と口呼吸、食生活の改善を主としたもので、わかりやすくいうと
上手く噛めない、鼻で息ができない、むし歯が多いお子さんに対する指導です。
3か月ごとにみるみる改善していくのをお母さんから聞いてましたが、あらためて指導1年後の効果をうかがうと…
風邪で発熱しても軽度で終わる(前はしょっちゅう重篤化していた)。
今年はインフルにかかっていない。
ぜんそくの症状も改善しており、重度の発作もない。
就寝時いびきをかかなくなり、睡眠状態がいい。
朝の寝覚めがよくて、朝から機嫌がいい(前は朝はかなりぐずってよく園に遅刻した)。
卵アレルギーの数値も良くなった。
子供病院からも「もう来なくてもいいですよ」と言われている。
などを嬉しそうに教えてくれました。
で現在、お子さん本人は玉のような肌でにこにこしながら受診してくれます。
当院の指導で全てが良くなったわけではありませんが、身体が弱かったお子さんの手助けができた、また歯医者さんを好きになってくれたのがとても嬉しかったです。
こういうことがあると歯科医師になってよかったなあとつくづく思いますね。
※今回の内容は親御さんのご理解と協力を得て掲載させてもらってます。
※指導による結果は個人差があります。
※当院では喘息、アレルギー治療目的の指導はしておりません。
風邪、インフルエンザ予防に①
(2019年1月16日 12:49 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
寒い日が続きますね。こんな寒い日が続くと例のあれが流行りますね。
それはそう、風邪とインフルエンザです。
かかったことがある人ならわかりますが、本当につらいですし、その間仕事や学校も休まなければなりません。
なるべくならかかりたくないですよね。
今回はその対策をいくつか上げていこうと思います。
一つ目は有名なあいうべ体操です。
口呼吸から鼻呼吸へ代える体操ですね。最近ではメディアでたびたびとりあげられ、学校でも採用されているものです。
この体操を実行した学校は本当に学級閉鎖の回数がへったんですよ!
誰でもどこでもできる体操です。ぜひ取り入れてみてくださいね~
映画「パーソナルソング」を知ってますか?
(2019年1月7日 8:42 AM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
お正月休み中に感動した映画と出会いましたので紹介しますね。
「パーソナルソング」
認知症、アルツハイマーの患者に思い入れのある音楽を聴かせると驚くような効果が現れる事を示唆し、それがアメリカの介護の現場、老いについての間違った社会認識まで掘り下げて行く。
という内容です。
死んだように大人しかった老人が、音楽に合わせて生き生きと振る舞う映像は素直に感動の涙を誘います。
私は入れ歯で映画のような認知症の患者さんが回復するのを診たことありますが、同じような驚愕と感動もらえ、音楽の素晴らしさを再認識できました。
身内に介護が必要な方がいる人には是非見てもらいたい作品です。
※現在はアマゾンやツタヤさんでレンタルや購入ができるようです。
フロスしますか?それとも死にますか? Floss or Dieについて
(2018年12月17日 8:42 AM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
12月も半分がすぎ、あともう少しで今年も終わりますね。
ところでみなさんFloss or DIe(フロスオアダイ)って言葉を聞いたことがありますか?
これは日本語では「フロスをしますか?それとも死にますか?」という意味です。
アメリカでは歯磨きはもちろん、補助のフロスも重要視されてこのような標語ができたんですね。
イラストからもわかるようにお口の中だけでなく、心臓、肺、胃、腎臓まで歯の間の汚れが悪影響します。
歯磨きが上手な方でも、歯と歯の間に汚れが残ってしまうのは良くあることなのです。
来年の新しい目標にデンタルフロスをはじめる!というのはどうでしょうか?
風邪やインフルエンザの予防には!
(2018年11月5日 2:51 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
ますます寒さが強くなって来ましたよね。
これから気になるのはやはり風邪やインフルエンザです。
なるべく予防して風邪にはなりたくないですよね。
高井歯科医院では、風邪予防にアイウベ体操と鼻うがいを推奨しています。
これらはお子さんの矯正治療の時に全員にしてもらってますが、とても風邪を引きづらく、またかかっても早く治ります。
鼻うがいは当院でも取り扱ってるMSMプレフィアがオススメですよ♪
ぜひ取り入れてみてくださいね。
病巣疾患とは④
(2018年10月22日 8:37 AM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
だんだん涼しくなって来ますね。 ついこないだの暑さが嘘のようです。
今回も病巣疾患のお話を続けたいと思います。
これまでもお口の中の悪い状態が身体のあちこちで悪さをしたり、それを助長されることを書きました。
今回も一緒ですw ですがやはり知らない人が多いと思いますので書かせてもらいます😊
まずは心臓、血管疾患です。
これは実際に循環器系の先生の間では当たり前のことなのですが、歯周病菌が血管にのって心臓に届き炎症を起こす心内膜炎という怖い病気があります。
心臓にリスクがある方は歯槽膿漏(歯周病)の治療の前に、抗生剤の投与が推奨されています。
次は脳、神経疾患では認知症、アルツハイマーの影響があることが分かっています。
これは2つの要因があります。
一つは汚れによる歯周病菌の影響。 もう一つは歯がなくってよく噛めないことによる筋肉や機能的な影響です。
繰り返しますが、お口の中をおろそかにする事で、心臓や認知症、アルツハイマーに悪影響が出る可能性があるんです。
怖いですよね。
玄関が汚い家で、家の中がきれいな家はないですよね。
お口は身体の玄関です。 玄関はいつもきれいでいましょう!
病巣疾患とは
(2018年9月4日 12:49 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
今回は前回の病巣疾患研究会で習ったことを話します。
実はお口の中や鼻の奥(上咽頭)の問題は体の別の場所に症状が出ることがあります。
これはつまり、原因と症状が別の場所に出てしまうことなのです。
そしてこのような場合、症状を治しづらく、また再発を繰り返す、また原因不明と診断されてしまうことが多くあります。
原因が無くならないので、当然と言えば当然なのですが。
ですから色々な体の不調があり、それが病院で診療してもなかなか改善しないような場合は、お口の中や鼻の奥に原因がある可能性があります。
そのような病気を医科歯科連携をして、治していこうというのが病巣疾患研究会なんです。
ではその難しい病気にはどのようなものがあるのでしょうか?
それは次回話していこうと思います。
スポーツドリンクと経口補水液について
(2018年7月17日 12:41 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
暑い日々が続きますね。
今日は暑いときによく飲まれるスポーツドリンクと、経口補水液の違いについてお知らせします。
スポーツや水分補給にスポーツドリンクは30年近く前に大塚製薬からポカリスウェットが開発され、現在でも多くの人に愛用されています。
そして近年同じ大塚製薬から脱水症状時の水分補給として経口補水液OS-1が発売されました。
これは一見似ている商品ですが、実は結構違います。
簡単にいうとスポーツドリンクは経口補水液に比べて糖分は3倍、ミネラルは1/3ほどになっています。実際二つを飲み比べるとOS-1は塩味が強く、あまり美味しくありません。
つまりスポーツドリンクは美味しく飲める飲料水としての味わいを優先して、水分補給としての能力はあまり高くありません。また健康にいいと思っての多くとると虫歯や糖尿病になると言われています。
ですので普段は甘くないお茶や水をとり、脱水症状を疑われるときはOS-1を採りながら病院で受診してください。
どうしても甘いスポーツドリンクが欲しい場合は水で2倍に薄めるか、カロリーゼロのものを選ぶといいと思います。
より詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
https://gyo-toku.jp/med-de…/pdf/gyoutoku-child-sick-go02.pdf
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