補綴(インレー 差し歯 入れ歯)
保険診療と一般診療の違いについて
みなさんがよく質問される事柄で差し歯や入れ歯は保険診療と一般診療ではどのように違うのですか?
というものがあります。病院によりさまざまな治療法や材質があるのですが当院の場合について説明します。
1.一般治療(保険以外)のインレー・差し歯について
①使用材質
当院での使用金属は金属結晶が整っているスイス:MP(メタロール)社のAurofluidA3(白金加金合金)
アメリカ:ARGEN(アージェン)社のアージデント3
を使用しています。
歯科材料でゴールドは多く出回っていますが、品質は最高峰です。
ハイブリット素材(白い部分)には密度の高く、審美製の高い、
グラディア(GC)を使用しております。
共に利点としては保険の材質より
- 再び虫歯になりづらい。
- 歯の色が変化しない。
- 歯と同じ硬度をもつ。
という特性があります。見た目的にも機能的にも非常に優れています。
②5~10年保証
ケースにもよりますがほとんどの場合、当院では5または10年保証しております。グラディア単体のものは5年、金属が使用、併用されたものは10年です。
保障期間のうちにもし、痛みが出た、壊れる、腫れる、虫歯になる、などのトラブルが起きた場合、 当院が責任をもって無償での取り替えをいたします(内部の治療は別途になります。)
(原則として3ヶ月~6ヶ月に一度のメンテナンスを受け続けた場合です。)
もし入れる予定の歯がレントゲン等の診断により、10年間持ちそうもないと判断した場合は必ず事前にお話しています。
ハイブリッドインレーの例
治療前
治療後
見えやすい部分は白く、強い力がかかる奥歯にはゴールドを使った症例です。
ハイブリッドクラウンブリッジの例
治療前
治療後
治療前
治療後
白くすると歯が長持ちするのと同時に、若々しいイメージになります。
2.入れ歯の場合
①金属を多用することにより入れ歯を小さく、薄くする事が出来ます。
入れ歯を経験している方はお分かりでしょうが入れ歯での一番の問題は違和感といえるでしょう。プラスティックの入れ歯では強度の問題でどうしても大きく厚くしなければいけません。
ところが金属を多用することによ非常に薄く、小さくできます。
舌の感じも大変になめらかです。
しゃべり易く、また残っている歯にも負担が少なくてすみます。
②見た目も良く肉や菜っ葉も噛みきりやすい歯をつかうことができます。
入れ歯の歯を見ると不自然に並んでいる歯が多くありませんか?まるで白いとうもろこしの様です。当院ではあなたの希望に合わせて形や色並びまでもとことんあわせることが出来ます。
入れ歯が完成するまでにあなたが納得いくまで試しを行います。ですので気に入らない前歯は入りません。
入れ歯を入れると肉や繊維質の物を噛みきるのが難しくなりますが、当院では奥歯の部分に金属部品(レビンブレードティース)を使うので食べ物がとても噛みきり易くなります。
このことにより食事が美味しくなり、胃腸への負担も軽減されます。
もちろん当院は保険の範囲内での入れ歯治療も行っておりますし、上記の機能を備えた治療は高額かもしれません。ただ毎日を楽しく、美味しく、健康的に充実して過ごす為には、長い目で見ればこのような治療は決して高額ではないのではないでしょうか?
金属床の例
部分入れ歯(正面)
残ったご自分の歯に合わせて、自然な色合いと形の人工歯を選べます。
部分入れ歯(お口の中)
真ん中をくりぬけますので、食事が美味しく、発音がしやすいです。
総義歯(総入れ歯)金属床
薄い金属を使うことにより、食べ物の味がわかりやすくなります。
ブレードTeeth
人工の歯に着いた金属のブレードが、普通の入れ歯では食べづらいお肉や菜っ葉類などもかんたんに切断します。