補綴(新素材ウェルデンツ)

ウェルデンツとは

新しく開発されたポリプロピレン素材(タッパーウェアなどに使われています)で、軽量、弾力性を富み、歯への細菌が入ることを防ぐのに優れています。歯のかぶせ物や、小さな部分入れ歯に使用します。

かぶせ物

通常治療では長期保存できないような問題を抱えている歯(揺れている、ヒビがある、痛みが出やすい)に対して適しています。

入れ歯

保険の入れ歯に比べて軽く、痛みや違和感、がたつきがありません。
入れているのを忘れるような入れ歯を作れます。

注意点
材料の特性のため、3年で作り直しが必要です。
色の濃い食べ物が好きな方は、色が黄ばむ場合があります。

ウェルデンツ

ウェルデンツ

症例写真

ウェルデンツ単冠の例(差し歯)

ウェルデンツ単冠

一番最後の歯に入れています。ひびが入ってる歯なので、通常では抜歯ですが、現在良好に食事することが出来ています。

ウェルデンツ義歯の例

ウェルデンツ2

ウェルデンツ1

保険の義歯に比べて、軽くて違和感がないのに喜ばれた症例です。

良く着いている義歯の様子(動画)

当院で作った入れ歯です。上下の入れ歯がしっかり着いています。
おしゃべりや食事に不自由はありません。
※患者さんによっては入れ歯がしっかり着くのが難しい場合があります。

よくかめる入れ歯の動画

次の症例は、三年間ほぼお口の中に歯が無い状態の患者さんでした。食事は歯ぐきで噛んでいたので、ほぼ飲みこむような感じです。

①こちらの動画は、当院で作った入れ歯を初めて入れたときの様子です。

大きく口を開けても、落ちたり浮き上がったりしないのがわかります。ですが全体的に元気がなく表情が乏しい感じです。

②こちらの動画は入れ歯を入れてから三週間後の様子です。

少し入れ歯に慣れてきたので、難しい食べ物にチャレンジしてもらいました。りんごやおせんべいを美味しそうに食べてもらってます。もちろんポリグリップなどの安定剤は使っていません。今まで食べれなかったものが食べられるようになり、表情が明るくなってるのがわかります。