高井歯科医院Blog
当院の次亜塩素酸水(強酸性水)について
(2020年5月21日 9:29 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
コロナも統計上はピークを越えて、大分日常の生活が戻ってきた感じがします。
ただ首都圏と3県はいまだ緊急事態宣言を解除してない状況ですので、油断は禁物です。
当院は以前から告知していますが、次亜塩素酸水を自院で生産しており、治療前には患者さん全員にうがいをしてもらっています。
この次亜塩素酸水は殺菌力が強く、人体に害がありません。また最近では多くの自治体で足りなくなった消毒薬の代わりに配布してるようです。
ただ次亜塩素酸水の効き目を疑問視する声や、また多くの機械や商品が出回っており本当に効くのか微妙なものもあります。
そこで最近北海道の2つの大学で次亜塩素酸が武漢ウイルス(新型コロナ)に確実に効くという実験が発表されました。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/571040
http://www.qlifepro.com/news/20200515/sars-cov-2-2.html
二つの論文を簡単にまとめると
次亜塩素酸水を30秒ほど作用させると武漢ウイルス(新型コロナ)は検出できないほど数が減ること。
専用の機械を使って生産し、そして新しいうちに使用すること。
アルコールやハイター(次亜塩素酸ナトリウム水)にくらべて安全。
多くの量を使うとより効果的。
ということです。
反面
PHや塩素濃度が適切でない、生産時より時間が経ち保管が上手くなされていない商品や、
またわずかな量では汚れが強い場面では効き目が十分でない
という問題があります。
当院では医療用具として承認された機械で毎日大量に生産し、院内の消毒や治療に使っています。
5月21日現在でも自粛中に我慢してたお口の中のトラブルで来院されている患者さんが増えています。
お口でつらい症状が現在ある患者さんは、ぜひ当院に電話で相談して下さいね♪
受け口への当院での治療例(ムーシールド症例)
(2020年4月29日 8:16 AM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
今回は当院での治療例についてお話しします。
写真は左上より2019年9月27日→2020年1月31日→2020年4月27日の変化 ※保護者の同意を得て写真を掲載しています。
13才の男の子の症例です。
彼はムーシールド治療を行うには年齢が高すぎるので、他院でのワイヤーを使う通常矯正治療方法を当初提案させてもらいました。
ですが通常矯正を経験したお父さんの「子供に痛い思いをさせたくない」という強いお気持ちがあり、当院で治療を開始しました。
始める年齢が遅く(通常は6才程度から)、歯並びの程度も難易度が高いものでしたが、彼の頑張りが素晴らしく、半年ほどで前歯の2本は前方へジャンプし、見た目は大きく変化しました。
歯並びだけでなく、彼の顔つきもとても美しくなりました。
また呼吸も以前に比べて楽になったようです。
成長が止まる18歳まで装置は使ってもらうことになりますが、彼なら頑張って健康で美しい口と体に育ってくれると確信しています。
あらためて当院でのコロナ(covid-19)ウイルスについての考え方と対応について。
(2020年4月12日 8:17 AM更新)
現在世界中でコロナウイルス(以後武漢ウイルス)の蔓延による悲しいニュースが続いています。また多くの方が感染したらどうしよう?と怖くなっていると思います。
ただやみくも怖がっているだけでは、返って心身の健康を損なってしまいます。
まず武漢ウィルスの特徴を知ってみましょう。
インフルエンザに比べて
感染から潜伏期間がながい、また無、軽症状の人間が多いため非常に感染力が強い。
また劇症化した場合、症状の進行が速い。
があります。
また致死率はインフルエンザより多いという意見もありますが、厚生労働省のデーターによると現在日本国内においてはかなり低いと言えてる状況です(4月11日発表分より)
なお高齢者の死亡率割合が高いのは通常の肺炎、インフルエンザと同じです。
そして持病なしのかたの死亡率の低さに注目です。
武漢ウイルスについて感染努力をし、劇症化しないようにするのはとても大切なことです。
ですので長くなりますが当院の対策と考え方をお知らせします。
当院での対策
1)来院時の手指のアルコール消毒
2)治療前に強酸性水(次亜塩素酸水)によるうがいの協力
3)空気洗浄機、クレベリン、換気による空間除菌
4)治療台、診療室内のすべての水は水道水より無菌効果の高い
「中性電解水」を使用。
5)定期検診に来られている方へ、劇症化しないように生活指導アドバイス
患者さんへの協力要請
1)発熱、せきなどの風邪症状がある場合
2)味覚、嗅覚に異常がある場合。
3)65歳以上で基礎疾患がある場合。
以上の方は受診を延期させていただく場合があります。
また65歳以上の高齢で基礎疾患がある人は絶対に感染しないほうがいいですが、それに該当しない方は感染しないことも大事ですが、いかに劇症化しないかにエネルギーを注いでください。
現在武漢ウイルスには決定的なワクチン、治療薬はなく、外出自粛要請は重症化患者に対する、また他の医療行為への人材資源の枯渇への対応です。
根本的な解決策は人口の60%に抗体ができ、インフルエンザのように社会がそのリスクを理解し、共有するしかありません(つまりそれは2~3年かかることでもあります。)
ですので劇症化しないために大事なのは自分の免疫力を上げることなのです。これは普段からの風邪や肺炎にかからないようにする対応と同じです。
具体的には
- 鼻で息をする。
- 鼻うがいをする(上咽頭をきれいにしておく)
- 口腔内ケアをする。
- 手指、目、などもしっかり洗浄する。
- 会話時はある程度の距離を保つ。
- 栄養をとり、休養しっかり取る。
- 適度な運動
- ストレスをためない。
と風邪予防と基本同じです。
TVなどの報道等で歯科医院での治療で感染するのでは?という「偏向報道では」という番組が流れたようです。
ただこれは大きな勘違いがあると思います。
本来歯科医院で感染するリスクが一番高いのは我々歯科医師とスタッフなどの医療従事者です。「スタッフから患者さん」、「患者さん同士」の感染リスクは非常に少ないと考えています。
ですので現在、ぜひ当院にきてもらい定期検診を受けてください!とは言いづらい状況ですが、武漢ウィルスの完全な社会的終焉を迎える2~3年後まで歯科受診を控えるのは別の健康リスクが生じる可能性が高いです。
そしてそもそも肺炎を抑えるには「口腔ケア、そして呼吸指導」はとても重要な事柄なのです。
武漢ウイルスを正しく理解し、注意し、そして劇症化にならず、数年後にはみんなが笑顔で暮らせる日々が来ることを常に考えています。
命を守るための口腔ケア
(2020年3月31日 8:38 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
あっというまに3月も今日で終わりです。
コロナウィルス関連で悲しいニュースが続きますね。
お亡くなりになるかたの多くが肺炎です。
実は日本人の高齢者の多くが、コロナウィルスに関わらず肺炎で亡くなります。
肺炎は本当に溺れるかのように苦しいものです。
だけどこれが普段の口腔ケアで防げるとしたら。
歯を守る、それはすなわち肺炎から命を守ることなのです。
昔から肺炎と口腔ケアの関連性に関しては多くの文献があります。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsrcr/17/2/17_133/_pdf
当院でも3か月に1回の口腔ケアをお勧めしています。
そうは言っても多くの患者さんが集まる歯科医院に来るのは、今は怖いかもしれません。
ですがこの騒動が収まったら、ぜひまた定期的な口腔ケアを再開してください。
それがあなたの命を助けるのです。
そして「苦しい肺炎から多くの人を遠ざけたい。」というのが、当院全スタッフの想いです。
当院でのホワイトニング例。
(2020年3月16日 8:31 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
コロナ騒動は収まらず、不景気のうわさも流れて暗い日が続きますね。
ですが高井歯科医院ではそんな空気をどうにか吹き飛ばしたいなと思ってます。
今回は当院でホワイトニングをした患者さんの写真を紹介します。
「下:令和2年1月18日 上:令和2年3月10日」
当初日本人の平均よりもやや濃いA3.5という値の色の数値から、とても白い部類に入るBL3という色まで白くなることができました。
病院にて行いましたが、通常どおりの4回というスタンダードな方法でした。
大きなシミやトラブルもなくここまで綺麗になったのはとてもうまくいったと思います。
患者さんもとても喜んでもらえました。
また当院ではホワイトニングの効果を維持するために特別な歯磨きチューブを紹介しています(※ホワイトニングを行った患者さんのみに販売しています)。
そうするとホワイトニング効果をさらに長く維持できるんですね~
歯を白くすると他の人に与えるイメージがさわやかに若々しくなります。
ぜひ新年度に向けて、歯を白くしてイメージアップしてみませんか?
新しい自分の演出にホワイトニングを活用してみてください。
※施術効果には個人差があります。 患者さんの了解を得て、写真の掲載をしています。
スタッフの1人が産休に入りました♪
(2020年3月3日 8:19 AM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
もう3月に入ってしまいましたね。
コロナウィルスの影響でいろいろ暗い話題が多い中で、今回は高井歯科医院から明るい話題を提供しますw
当病院スタッフが出産のため、休職しました。
彼女は普段からまじめで頑張り屋さん。
患者さんにも美人さんだねと言われてるスーパースタッフです。
そんな彼女に待望の赤ちゃんを授かったのを報告を受けたのが昨年。
本人の努力と旦那様の理解と協力のおかげで2月いっぱいまで働いてくれました。
ありがとうございます。また本人は来年に復帰を望んでいるので、当院としてもうれしく思ってます。
また産休で休職した別のスタッフも、昨年末に復帰してくれてます。
このように働く女性、お子さんをもつ女性が働きやすい環境を整えている高井歯科医院です。
また当院では働いてくれるスタッフはもちろん、それを支えてくれる家族やパートナーのかたへの感謝を心がけています。
現在も当院は求人中ですので、興味のあるかたはぜひ連絡してくださいね♪
当院でのコロナ、インフルへの感染対策のお知らせと協力のお願い。
(2020年2月25日 8:42 AM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
連休が終わり、2月もあと一週間になってしまいました。
残念ながら世間ではコロナウィルスによる肺炎の問題が一向に落ち着きません。
当院では以下のように感染予防をしています。
①入口に手指消毒スプレーの設置とクレベリン(空気洗浄剤)の設置。
②大型空気洗浄機の設置による空気循環。
③強酸性水により器具等の殺菌。
と可能な限りの対応をしています。
ただこれ以上の国内の感染を防ぐためには患者さんの協力も必要です。
もし風邪の症状が続くようでしたら、当院での診療をキャンセルし医療機関等に連絡する。
来院の際は全員手指消毒を行ってください。
歯科医院はご老人や体力的に弱いかたも来院します。
そのような方の命を守るためにもぜひ協力してくださいね。
院内の衛生環境を保つため、新しい機械を導入しました!
(2020年2月17日 8:44 AM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
先日新しい機械を病院に導入しました。
ATX(テクノスーパー)502という強酸性水、強アルカリ水などの数種類の特殊な水を作る装置です。
特に強酸性水は非常に殺菌効果が強く、多くの食品工場や病院に使われています。
細菌だけでなく、ウィルスにも効きますのでインフルエンザ、肝炎、HIVなどの予防にもなります。
このようにとても強い殺菌作用がありながら、食品加工の場にも使われるぐらい安全性も高く、当院では様々な治療や、患者さんの処置後のうがいにも使っています。
また殺菌効果が終わると無害になるので環境にも優しいと言う側面もあります。
病院での消毒や治療にも、家庭でのアトピーのお子さんの皮膚の洗浄、洗濯、器具の消毒など非常に多岐に使えるのがこの強酸性水なんです。
実際日々のお口のケアで購入されて、家で使っている患者さんもいるんですよ※
このお水は今話題のコロナ、インフルエンザへの消毒にももちろん効きます。
手指、目、鼻をこれで洗うと安全に消毒と予防ができます。
中々消毒用のアルコールが手に入りづらくなってますが、当院ではこのように強酸性水で院内の消毒も行い、
皆さんを感染から守るように努めています☺️
※殺菌作用が強く、環境に優しいという特性の反面、効果の寿命が短いです。購入後1〜2週間程度で使い切ってください。
※通院中の患者さんのみ販売しています。強酸性水のみの販売は行っておりません。
マスクよりも鼻呼吸
(2020年2月2日 8:15 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
早いものでもう2020年も2月に入ってしまいました。
ここのところコロナウィルスのニュースでもちきりですね。
いろいろ怖い噂がひろがり、薬局さんからマスクと消毒液が消えてしまったようです。
さてここで皆さんにお話なのですが、実は通常の簡易マスクはコロナウィルスやインフルエンザから自分を守ることはできません。
もしそのようなウィルスから身を守るためにはN95という特殊な規格(またはサージカルマスクDS2規格)のマスクが必要になります。
これは見た目通り、かなり装着性が悪く呼吸も苦しいのでそもそも一般の方が長時間使うのに向いていません。
ではなぜ通常のマスクをするのか?
それは自分が感染している場合、他の人にうつさないためなんです。
ではどのようなことがコロナ、インフルエンザに効くのか?
それは鼻呼吸と口、鼻、目、手指の消毒です。
これらはまちがいなくウィルスから身を守ってくれます。
鼻は高機能のマスクと同じ役割をするんですよ~。
ですのでマスクが手に入らなかったと落ち込まず、あいうべ体操と口テープ、そして鼻うがいをいつもよりしっかりしてもらって、これからの季節を乗り越えていきましょう!
2つのセミナーに参加しました。
(2020年1月14日 8:56 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
1月12日の3連休の中日に、2つのセミナーに参加しました。
1つは金子雅俊先生による、「分子整合栄養医学」という栄養学に関してです。
ノーベル賞を2度受賞しているライナス・ポーリング博士が提唱し、オーソモレキュラーという名前でも知られています。
簡単に概論を述べると、「それぞれの血液検査をして身体に必要な栄養素を知り、それを既存の栄養学より多めに摂取することにより病気を治す、又は予防する。」というものです。
実際にその栄養学を実践された人の意見を聴くと、かなり体調に良い効果があるようです。
その分子整合栄養医学の歴史的成り立ち、またポーリング博士のお人柄なども学ぶことができた良いセミナーでした。
もう一つは私も参加している病巣疾患研究会でも活躍している今井一彰先生のセミナーです。
今井先生は、当院でも採用している「あいうべ体操」「ゆびのば体操」を考案した先生です。
このブログでも何度も紹介していますが、病巣疾患とは命の入り口である「鼻と口」の汚れや炎症が身体の離れた場所に症状が出る病気のことです。
口に中のありふれた病気やまちがった呼吸が多くの病気を引きをします。
それは皮膚、腎臓、呼吸器、神経系、アレルギー等の自己免疫疾患などと非常に多岐に渡ります。
それが口の中や呼吸とどう関係しているのかという疑問は多くの人が持ちのが当然ですし、昔は経験的に効果があると言われてました。
ただ最先端の研究でそれらを科学的にうらづける研究結果が出てきています。
今回は一般の人向けではなく、歯科医師に向けて「病巣疾患の歴史的背景と最近の研究結果」そして実際に歯科治療によって改善された多くの症例をみせてもらいました。
こちらも白熱の心に残る良いセミナーでした。
お二人の先生の行っていることはこのように違いますが、自分が持っている知識や技術で困っている患者さんを助けてあげたいという想いは同じです。
私もおふたりに負けないよう、患者さんによりそって治療をしていきます。
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