高井歯科医院Blog
| 2020 | 6月
当院の地域への取り組みの一例です。消毒薬を施設に提供しています。
(2020年6月7日 10:26 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
5月末に千葉県のコロナ感染に対する自粛要請が解除されましたね。
やっと感染収束の兆しが見えてきたので、当院がコロナ禍のなかで行った地域への取り組みをお知らせします。
新型コロナウイルスは1月ごろから武漢で猛威をふるい、2月には日本上陸、3月には首都封鎖、オリンピックの開催は?と世間が揺れてましたが、私は当院で診療以外になにか地域にできることはないかと考えていました。
またコロナによって市中のアルコールを含む消毒剤は品切れ、または非常に高価になってしまいました。
ある日私は「神奈川県などの市役所などの行政では、次亜塩素酸水を安全な消毒薬として市民に無償提供を行っている。」という新聞記事を目にしました。
これは当院でも協力できるかも!と市役所の衛生士さんに連絡し、当院で作っている次亜塩素酸水を提供するので該当施設に連絡してほしい旨を伝えました。
今回は当院の対応能力の都合もあり、衛生確保が重要な拠点であり、大量の消毒薬が必要な市内の「幼稚園、保育園、小中学校、老介護施設等」に限定して配布させてもらいました。
大網白里市HPより(http://www.city.oamishirasato.lg.jp/0000010458.html)
ただこれだけと思うでしょうが、該当する施設だけでも数十件にのぼり、現在も10施設ほどにポリタンクで消毒薬を提供しています。
4月半ばから配布を行ってますが、20リットルのポリタンクでの受け渡しはなかなか重労働です。
大変なのですが、施設の方が感謝して喜んで受け取ってもらい、安全な消毒薬として活用してもらってます。
その結果微力ながら地域のコロナ感染予防に少しでも役に立ててもらえるなら、歯科医師としてこんなうれしいことはありません。
私の性格上この行為をブログで告知するのは抵抗がありましたが、なにも文句も言わず協力してくれるスタッフの努力をみなさんに知ってもらいたいと思い、ここに掲載しました。
もしこれを読んで皆さんが労をねぎらってくださるのならば、ぜひスタッフに声をかけてあげてください。
みなさんからの温かい声掛けが、彼女たちのエネルギーや嬉びにつながります。
そしてまだまだ油断はできませんが、今のところ大網白里市はまだ感染者が出ていません。
なるべく早くみなさんが以前の日常に戻れるように高井歯科医院は今後も頑張っていきます。
※なお現在も配布は継続中です。消毒薬が不足している市内該当施設は当院まで連絡してください。
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