高井歯科医院Blog
| 高タンパク 低糖質
2つのセミナーに参加しました。
(2020年1月14日 8:56 PM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
1月12日の3連休の中日に、2つのセミナーに参加しました。
1つは金子雅俊先生による、「分子整合栄養医学」という栄養学に関してです。
ノーベル賞を2度受賞しているライナス・ポーリング博士が提唱し、オーソモレキュラーという名前でも知られています。
簡単に概論を述べると、「それぞれの血液検査をして身体に必要な栄養素を知り、それを既存の栄養学より多めに摂取することにより病気を治す、又は予防する。」というものです。
実際にその栄養学を実践された人の意見を聴くと、かなり体調に良い効果があるようです。
その分子整合栄養医学の歴史的成り立ち、またポーリング博士のお人柄なども学ぶことができた良いセミナーでした。
もう一つは私も参加している病巣疾患研究会でも活躍している今井一彰先生のセミナーです。
今井先生は、当院でも採用している「あいうべ体操」「ゆびのば体操」を考案した先生です。
このブログでも何度も紹介していますが、病巣疾患とは命の入り口である「鼻と口」の汚れや炎症が身体の離れた場所に症状が出る病気のことです。
口に中のありふれた病気やまちがった呼吸が多くの病気を引きをします。
それは皮膚、腎臓、呼吸器、神経系、アレルギー等の自己免疫疾患などと非常に多岐に渡ります。
それが口の中や呼吸とどう関係しているのかという疑問は多くの人が持ちのが当然ですし、昔は経験的に効果があると言われてました。
ただ最先端の研究でそれらを科学的にうらづける研究結果が出てきています。
今回は一般の人向けではなく、歯科医師に向けて「病巣疾患の歴史的背景と最近の研究結果」そして実際に歯科治療によって改善された多くの症例をみせてもらいました。
こちらも白熱の心に残る良いセミナーでした。
お二人の先生の行っていることはこのように違いますが、自分が持っている知識や技術で困っている患者さんを助けてあげたいという想いは同じです。
私もおふたりに負けないよう、患者さんによりそって治療をしていきます。
お子さんの食事についてのおススメの本です!
(2019年3月4日 10:25 AM更新)
こんにちは、高井歯科医院です。
今回は最近読んだお勧めの書籍を紹介します。
「食事でよくなる! 子供の発達障害」 ともだかずこ著
です。
私は子供の歯並びの治療を通して多くの発達障害の問題を知るようになりました。
この問題を解決するうえで呼吸が大きなキーワードですが、もう一つの大きなキーワードは栄養、食事内容です。
この本はお子さんの食事において気をつけて欲しいこと6項目、そして具体的なレシピが載っています。
この中で高たんぱく、低糖質はむし歯予防にもとても大事なことなんです。
正しい呼吸と正しい食事、この両輪が子供たちの未来を変えると信じています。
ただでさえ忙しいお母さんに食事のこといろいろをお願いするのは大変だと思います。
ですががんばりすぎない範囲で行動して続けて欲しいのです。
愛するお子さんのためにもぜひ一読することをお勧めします。
Blogメニュー
▶Blogトップへ戻る